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厚労省交渉

私達は、「陣痛促進剤による被害を考える会」の一員であり、また「薬害・医療被害をなくすための厚労省交渉実行委員会」の一員でもある。
1年に3回ほど、厚労省の官僚と医療問題について、話し合う場を設けていただいている。
1日の時間をかけて、大きくは、診療情報関係、医療ミス多発問題、医道審議会関係、陣痛促進剤問題、脳死、臓器移植問題の5つについて話合われる。

かったんは、勿論陣痛促進剤問題であるが、ここには陣痛促進剤問題だけではなく、助産師の資格を持たない看護師や準看護師が助産行為を行う問題(保助看法違反)などについて、話し合われるが、まあ、何とも言いがたい官僚の回答である。
「分娩監視」と「分娩監視装置」は、違うと言ったり(じゃあ、何のための分娩監視装置だい?)分娩監視装置の記録を看護師、準看護師が診んでもよい、と言ったりする。(診むというのは、診断するということだよ。分娩監視記録を見て、陣痛と胎児心拍の状態を診断するんだよ~。)国家資格をもたなくて、専門知識のない看護師、準看護師に分娩監視記録を診てもよい、という官僚の話には参った。あなたねえ。本気でそう思ってんの?それで、どれだけ医療過誤が起きてると思ってんのよ!!助産行為は、医師、助産師が行うことを定めている保助看法の解釈をなんでまがった解釈をしてるんだよ~。ほんとうにびっくりだわ。
今回は、いつも参加している方だけでななく、助産院を開業している有名な助産師さん、助産学校の学生さんも参加してくださった。助産師さん、助産師候補生の皆さんは、もうびっくりしていた。きちんと意見を言ってくださったことに大きな重みがあると感じている。

なんで、こういっつも疲れるんだろうね。交渉は。。。
移動距離よりも、話し合いで疲れるわ。でも、それでも我慢強く交渉を継続していかなくてはいけないんだろう。私は参加してまだ5年だが、15年以上ずっと交渉を続けてこられている事務局の皆さんは、すっごいなあ、といつも尊敬の念を抱く。相手の官僚に、激怒しながら話していることも多々あるが、その中でも、すっごくわかりやすくかつ真の通った意見をおっしゃる。
この交渉に参加して、いっつも「もっと勉強しないといかんなあ。」と思うかったんであった。

by かったん

by rumina2004 | 2005-07-26 22:09 | 市民のための医療
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へぐ☆巛、かったん、ルーちゃん、ミーちゃん、あーちゃんの5人家族です。たわいのない生活から陣痛促進剤問題を含めた医療問題も市民の観点から記載した日記です。


by rumina2004
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