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薬の副作用・・・

ルーちゃんの医療事故があってから、厚労省交渉に参加するようになったけれども(今は小休止中)、最初の方の交渉で、私たちの症例について、厚労省からメーカーへ、薬の副作用であるかどうか、病院側へ確認するように交渉団からお願いしてくれた。

次の交渉のときにメーカーからの回答があった。「病院から薬の副作用ではない」という回答を得た、とのこと。実は、病院にすれば「副作用」と言った方が、いろんな面で有利だったはず。
でも、ほとんど分娩監視していないから、そこをメーカーにつかれると病院側のミスを露呈してしまうことになる。また、メーカーは「副作用」と認めたくない。そのために命が失われているのだから・・・。病院側が副作用ではない、といってもメーカーは独自に調査する必要はあるでしょう。そして、そこに何かしら問題があれば、指導しなければいけないでしょう。
PL法(製造物責任)ができたとき、医薬品のメーカー側(医薬品製造企業全体のこと)はあわてていたのに、今はどうなん???

話は元に戻るが、「副作用ではない」ということになったのだが、では何が原因???そこなんだよね。病院側の説明会では、いろいろ説明をされていても最後には「原因がわかりません」にたどりつくので、きっと「原因がわからない」と厚労省にも通したかったのだろう。裁判中でもあったし。
もし、「副作用」として、メーカーに伝えていたとしたら・・・。裁判で、どうなっていたんでしょうね。

司法の判断ではあるけれども、「副作用であること」「分娩監視ミス」であることなど認められたが・・・。だからといってルーちゃんが戻ってくるわけでもないのが悲しいことで・・・。

でも、事実を受け入れるためには、いろんなことが認められてよかったと思います。

後に判例百選などに、ルーちゃんの判例が掲載されました。とっても大きいことです。

これから先もずっと司法では、ルーちゃんの生きた証は残っていくのです。

by かったん

by rumina2004 | 2010-02-06 07:52 | 日記
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へぐ☆巛、かったん、ルーちゃん、ミーちゃん、あーちゃんの5人家族です。たわいのない生活から陣痛促進剤問題を含めた医療問題も市民の観点から記載した日記です。


by rumina2004
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