乗り越えられたのか

ルーちゃんの出産事故から9年8ヶ月が経ち、乗り越えられることができたのか。
結論から言うと、「乗り越えることができた」と思う。

「乗り越えることができた」というのは、忘れたとかいうのではない。
毎年、夏に今治で行われる出産事故相談会(今治夏期セミナー)に毎回参加している。数年前の相談会の参加者がすっごく多く、スケジュールもタイト。私はすでに裁判も終えていたので、 Dr.や弁護士さんとの相談待ちの方々の症例を拝見させていただいたり、お話を聞かせていただいたりしていた。

10人近く相談を待つ方々がいたので、一つの輪になって、自分たちの事故の話や苦労や悔やんだこと等々、いろいろとお話しよう!ということになった。一人一人、自分がどんな促進剤事故に遭ったのか話していくうちに、つらい思いや悔やんだことなどが、みんな共通することがわかり、みんなそれぞれ「そうそう。そうやんな。つらかったね。」て声をかけあって、涙も流し、みんなとつらい気持ちを共有することができ、私の中で何か変わっていく感じがあった。このことがきっかけで、相談会だけでなく、毎年夕食や2次会などでも裁判も含め、いろいろと話を聞いたり、話をしたりして、癒されていく自分を感じている。
フラッシュバックも今はほとんどないし、経験者同士の会話だけでなく、通常の生活の中で、普通に当時のことを話すこともできるようになった。不思議と・・・。

ミーちゃん、あーちゃんが生まれたから、ルーちゃんのことがクリアになったと周囲では思っている方もいるようだが、全くそうではない。
忘れることは全然ないし、リセットされることなんて当然ない。9年以上経って、事故当時のことも風化することなく、すべて記憶に残っている。

では、どうして「乗り越えることができた」と言えるのか。
悲しみや苦しみは消えることがない。数年前にみんなで語りあったことが大きなきっかけとなって、悲しみや苦しみと共存することができるようになった。

そして、偶然にも当時、ルーちゃんの存在をまったくご存知なかったミーちゃんの保育園時代の担任の先生(現在はあーちゃんの担任の先生)にも、ミーちゃんがルーちゃんのことを話したのかどうかは知らないが、一声かけてくださったことも、悲しみや苦しみと共存できるきっかけともなっている。
これは、きっとルーちゃんが母を見ていて、「ほっとけな~い!」と思ったのかな。

ルーちゃん、母は大丈夫です。ちゃんと前を向いて今ではいろいろと突っ走っています(笑)

by かったん
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by rumina2004 | 2010-01-28 06:32 | 日記
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へぐ☆巛、かったん、ルーちゃん、ミーちゃん、あーちゃんの5人家族です。たわいのない生活から陣痛促進剤問題を含めた医療問題も市民の観点から記載した日記です。


by rumina2004
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