[医療]カルテ改ざんを問うシンポの報告

以前、予定を紹介したカルテ改ざんを問うシンポの報告記事を見つけた。当日は
ミーちゃんが川崎病で入院、へぐ☆巛は蜂巣炎で右足を腫らして、自宅療養中で
行きたくてもいけなかったので、内容が分かってありがたい。

個人情報保護法:カルテ改ざん厳罰求めシンポ 大阪
 4月の個人情報保護法全面施行を前に、医療情報の開示とカルテ改ざんなどの問題をテーマにしたシンポジウムが12日、大阪市内で開かれ、医療訴訟の原告らが記録の改ざんや隠ぺいが疑われた事例を報告し、刑事罰の創設や行政処分の厳正化を求めた。

 市民団体「医療情報の公開・開示を求める市民の会」の主催。個人情報保護法は、カルテなどの原則開示を医療機関に義務付けている。だが、シンポでは「主な治療を記したカルテを病院が『見当たらない』と主張し、裁判でミスを立証できなかった」「正反対の内容の臨床試験記録が2通あった」など、肝心の医療記録に問題がある事例が報告された。

 金沢大医学部付属病院の記録改ざんを裁判で内部告発した打出喜義医師は「強い立場の医師がうそをつくのは倫理にもとる。厳罰化が必要」と訴えた。(Mainichi Shimbun)
 2005年3月14日

カルテの記載、保存は医師法に定められた義務なのに、



医療事故など医師の都合が悪くなると、それが改ざんされたり、残っていない
と言い逃れが許されるという現実についての報告があったようだ。

医療過誤裁判を扱った弁護士へのアンケートによると改ざんが疑われる
ケースが109件もあったという。
あなたの暮らし:医療カルテ開示義務化 個人情報保護法が全面施行、患者の権利に
★疑い例109件

 しかし、いくら開示されても、中身がでたらめなら意味はない。

 大阪弁護士会の石川寛俊弁護士らのグループは、93年以降に医療過誤訴訟を担当した全国の弁護士約700人を対象にアンケートを実施して昨夏、結果をまとめた。96人から寄せられた回答を分析すると、カルテ改ざんが疑われる例が少なくとも109件あり、判決で改ざんが認められたケースも9件あった。

 兵庫県内で係争中の裁判では、弁護士が証拠保全で入手したカルテと、患者が直接入手したカルテ、裁判で病院側が証拠提出したカルテの間で、血圧のグラフが違ったり、病名が違っているなど明らかに不自然な点があった。「間違いを訂正したため」と病院側は弁明したが「どれが本物のカルテか分からない」と証言したという。


公正で安心できる医療のためにもカルテの正確さを守る仕組みが大事だと
思う。同じ記事の中で、多くの弁護士はカルテ改ざんへ刑事罰を課すことも
必要だと答えている。
 改ざんを防いで医療情報をより透明にする方策は--。石川弁護士らのアンケートに答えた弁護士の53%は「刑事罰」の創設を求めている。現在の刑法で、改ざんが証拠隠滅罪に問われるのは、他人の刑事事件に関するカルテを改ざんした場合に限られる。医師が自分で書いたカルテを改ざんしただけでは処罰できる法律はない。

 石川弁護士は「個人情報保護法は患者側が自らの情報にアクセスする権利を保障するが、密室で行われる改ざんを防ぐ手立てにはほど遠い。患者の個人情報を勝手に書き換えることを『人権侵害』と攻めることはできるが、カルテの改ざんや隠ぺいは犯罪行為であると認識すべきで、きちんと処罰するためには法整備が必要だ」と話す。


  By へぐ☆巛
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by rumina2004 | 2005-03-17 22:37 | 市民のための医療
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へぐ☆巛、かったん、ルーちゃん、ミーちゃん、あーちゃんの5人家族です。たわいのない生活から陣痛促進剤問題を含めた医療問題も市民の観点から記載した日記です。


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