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[川崎病]ミーちゃんの川崎病闘病記(発病) その1

初めての入院のときの記録を当時の日記から転載

2002年07月22日 (月) ミーちゃん復活!!

川崎病に患っていたミーちゃんが、今日無事退院しました。(^^)

2002年7月6日(土)の夜から発熱し、(この日はかったんの3○才の誕生日だったのね。いい思い出だわ。^^;)とりあえず、坐薬も入れず様子を見ていたけど、何かいつものミーちゃんと違うと思っていた。翌日の日曜日、ご機嫌がむっちゃ悪く、39℃を超える熱で泣き叫んでいたので、これは病院に連れて行ったほうがいいと判断して、寝ているへぐ☆巛を無理矢理起こして、まず、119番に電話してもらって、小児科で休日診療をしている病院を教えてもらうことにした。




車に乗って約15分くらいのところの総合病院。待ち受けていてくれたのは、ちょっと表情的に嫌そうな感じを出している女医さんだった。ろくに診察もせず、「突発でしょう。」すでに、突発は終わっているし、突発であればこんなに機嫌が悪くなるわけない、と思ったので、「突発終わってますけど。」と言うと、女医さんは、「じゃあ、風邪。」
なんやと~!!風邪やったら、連れてくるかい!!素人やと思ってなめたらあかんで!!風邪とかそういういつもの症状ちゃうから休日にあわててきてるんやんかい!!しっかり診察してくれやい!!という気持ちを抑えて、とりあえず、帰宅することにした。こんなんじゃ、また医療過誤に遭うやんけ!!

かったんは、ミーちゃんは絶対風邪じゃないと思っていたので、へぐ☆巛と相談してお昼にまた違う病院に行くことにした。ミーちゃんが生まれた病院にへぐ☆巛が連絡してくれたけども、胎児仮死の子供が生まれて、ケアで手が離せないということで、他の病院を紹介してくれた。とりあえず、紹介してくれた休日、夜間診療所に行くことにした。これまた、そこでも女医さんにあたってしまった。でも、まだきちんと診察してくれて、こちらにきちんと話を聞いてくれた。「突発終わってるんやったら、今高熱が出る風邪が流行ってるからそれかもしれない。明日、かかりつけに行って診察受けてみて。」ということだった。まあ、しっかりと診察してくれたので、8日月曜日まで様子を見ることにした。

ミーちゃんはとにかくご機嫌が悪く、そういうときはかったんが抱いてないと寝てくれない。布団にでもおろそうものなら、ワンワン泣いてしまう。仕方なく、かったんはミーちゃんを抱きながらソファでウトウトした。時折、ミーちゃんを見ていると、顔のTゾーンに発疹が出てきているのがわかった。「やっぱり風邪じゃない!!」と確信した。熱も40度を超えることしばしば。熱性ケイレンを起こすことはないけども、さすがに40度を超え、41度近く発熱すると怖くなってきて、へぐ☆巛といろいろ議論した結果、坐薬を入れて、とりあえず熱を下げることにした。かったんは、ミーちゃんが坐薬の副作用が出ないか心配で寝ることができなかった。

そうこうしているうちに朝を向かえ、坐薬を入れてもあんまり効果が得られないし、機嫌が悪いし、発疹が広がってきてるし、もらった痰を切る薬を飲ませてももどしてしまうし、ということで再度へぐ☆巛にミーちゃんが生まれた病院に電話してもらって、時間外診療してもらうことにした。病院に到着して、熱を測定すると40度を超えていた。急患を扱う看護師さんは、むっちゃ素っ気無い表情の人で、嫌な印象だった。そしてまたまた女医さんに当たってしまった。もう、へぐ☆巛家は女医さんに縁があるのかしら。(女医さんという言葉は差別用語になるねえ。)とりあえず、風邪かもしれないけど念のため血液検査をしておきましょうということで、水分と栄養補給の点滴そして、血液検査をすることになった。かったんも点滴してるところや血液を採取するところをしっかりと見ておきたかったのだが、親は部屋から出るように言われたので、仕方なく部屋から出た。密室での医療行為は非常に怖い。子供にしても親がそばにいる方が安心できるのではないかと思った。ここが医療者と患者の感覚の違いだとつくづく思った。

で、かわいい右手に副え木をあてられ、包帯でぐるぐる巻きにされたミーちゃんが部屋から出てきた。これは、点滴の針を子供がとらないように処置したとの説明があった。そうこうしているうちに、外来診療の時間になり、ミーちゃんは小児科の別室で点滴を受けることになった。血液検査の結果を待ちながら、点滴が終わるのを待っているのもしんどいものがあるなあ。

検査結果が出たということで、点滴をしている別室にわざわざ小児科の先生が来てくれて説明してくれた。白血球が通常、5000~6000くらいなのに、ミーちゃんは33300もあること、CRP(炎症反応)が通常0.5以下であるところが約15もあるということで、細菌感染している可能性があるので、今すぐ入院するように指示が出た。実は、かったんは密かに入院できれば・・・と思っていた。だって、へぐ☆巛は午前中仕事を休んでくれたけど、お昼からは出勤するっていうから、ミーちゃんがもし家で急変でもしようものならどうしよう・・・と不安で仕方がなかったからだ。だって、絶対風邪じゃないと思っていたから。

で、先生は、ミーちゃんの左腕のBCGの跡形を見ていた。ほんのりと赤く炎症を起こしているようだった。先生もこれを見て、「ん・・・」と思ったみたい。

とりあえず、大部屋に入院することになった。「仕事は仕方ない。しばらく休むことは覚悟しよう。確か9月で捨てる有給休暇証がたくさんあったはず。でも、7月中にしなければいけない仕事がある・・・。あんまり長い入院になるようであれば、へぐ☆巛にもちっと協力してもらわないといけなくなるけど・・・」と心の中で随分と葛藤したが、仕事の変わりはいても、母親はかったんだけ、と思い直して、腹をくくった。

by  かったん

by rumina2004 | 2005-03-06 18:50 | 川崎病
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へぐ☆巛、かったん、ルーちゃん、ミーちゃん、あーちゃんの5人家族です。たわいのない生活から陣痛促進剤問題を含めた医療問題も市民の観点から記載した日記です。


by rumina2004
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